きたろう散歩(行徳その3・・・浅間神社・山開き) [きたろう散歩]

2013/06/30(日) 取材
同           日 アップ

前回、富士塚からの続きです。

 6月22日の史跡見学会の富士塚のところで、講師の方が「この富士塚では、山開きが行われます。」との説明がありました。その時は、この説明を聞き流していましたが、山開きと言えば、概ね7月1日に行われるので、明日ということになります。
 この山開きの件を、史跡見学会の友達に確認すると、「前日に行われると言っていたかも・・・」というので、講師の方に、電話で確認しました。そしたら、「開催時期は、今日(6月30日)か7月1日かはっきりしない。ただし、開催される場所は、押切稲荷神社である」との回答を得ました。
 それならば、現地調査ということで、押切稲荷神社に再訪しました。(6月22日も立ち寄っている)

#A01、押切稲荷神社
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#A02、押切稲荷神社近辺の地図
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#A03、押切稲荷神社の説明板
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#A04、押切稲荷神社・社殿
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#A05、稲荷神社、浅間神社
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講師の方は、「稲荷神社の中に、富士山に関係したものがある」と言っていましたが、それは、浅間神社のことでした。

#A06、浅間神社・祠
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#A07、「押切浅間神社建設委員」の石碑
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稲荷神社(浅間神社)の境内を隈なく歩いて、山開きの式に関する手掛かりが何かないかと思って、捜しましたがなんの手掛かりも掴めませんでした。散歩に来た方にも聞きましたが、詳しい方はいませんでした。

あきらめて、帰りかけた時、自治会の掲示板に何か、張り紙があるのに、目がとまりました。

#A08、A09、自治会掲示版(張り紙)
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#A10、浅間神社例祭のご案内
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なんと、そこには、浅間神社例祭のご案内という張り紙が張ってありました。内容は、7月1日に、浅間神社の例祭が行われることと(→これが、講師の方が言っていた、山開きのことと思われる)、最近納められた、祭神の彫像を、11時から公開するという、告知でした。

以下、案内の文章をそのまま掲示します。

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    浅間(せんげん)神社例祭のご案内

 緑雨の候皆様には益々ご清栄のこととお喜び申し上げます。
 さて、米る七月一日(月)は、富士(不二)浅間神社の例祭にあたります。
 世界文化遣産の登録が確実になっている富士山ですが、その富士山を
祀る本宮浅間神社の祭神として崇められ、火難厄除や五穀豊穣の神とさ
れる『木花佐久夜毘売(コノハナサクヤヒメ)』の尊像が、この度、押切在住の彫刻家(匿名)の手によってみごとに完成し、当神社にご奉納戴きました。
 ついては、例祭当日の十一時から宮司さんによる『御霊入れ』の神事
を執り行った上で、御神像をご披露申し上げます。
   平成二十五年六月吉日
                   神社役員一同
 各 位

***********************************
わざわざ、現地調査した甲斐がありました。有力な情報が得られました。この案内文では、式の開始時刻がはっきりしません。
しかし、明日、10時頃までに、浅間神社に行って、例祭とはどんなことをやるのか?確かめたいと思います。

(続く)
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きたろう散歩(行徳その2・八幡神社、富士塚) [きたろう散歩]

2013/5/22(土) 取材
2013/5/28(木) アップ

行徳の史跡散歩の続きです。

妙典駅の西約600m、行徳街道沿いに、小さな八幡神社があります。

#11、八幡神社(市川市本行徳25番地)
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#12「八幡神社及び富士塚」説明板
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この、説明板の内容を、以下、そのまま掲載致します。
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 八幡神社(はちまんじんじゃ)

御祭神 誉田別命(ほんだわけのみこと/ほむたわけのみこと)。第十五代応神天皇の名。

祭 日 十月十五日
由緒・沿革創立年代不詳。三丁目鎮守。明治まで別当自性院。
境内摂社 水神神社、八雲神社、道祖神社
史蹟 天満天神の碑
     手水石
     保存樹林イチョウ(市川市保存樹林協定第十七号及び十八号)

富士塚について
秀麗清き富士山を神として信仰する宗教がある。富士塚は土を高く盛り頂上に至るまで登山路を作り自然石と溶岩を富士登山道になぞらえて配置し、一合目二合目に当たる場所には自然石を配したミニチュア富士で頂上には石造吋の社をおき富士浅間大神を祀る。
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#13、市川市本行徳近辺の地図
#13市川市本行徳近辺・地図.jpg
八幡神社及び富士塚の住所は市川市本行徳25です。Googleの地図では、「八幡神社」は表記されていませんでした。「行徳神明神社」と表示されている部分が、富士塚です。

#14、本行徳八幡神社(はちまん神社)
#14G4393八幡宮.jpg
普通、神社の社殿は、南向きに建てられていますが、この神社は、西向きに建っています。行徳街道向きに建てたため、こうなったものと思われます。

#15、富士塚
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ミニチュアの富士山です。高さは、2m程しかありません。頂上に小さな祠(浅間神社)が祀られています。Googleの地図では「行徳神明神社」と表記されています。
 江戸時代、「富士講」が盛んに結ばれ、お金を積み立て、体力のある男性は、富士山に詣でました。お金や体力の無い男性、子供及び女性は、富士山に登ることが出来ないので、この富士塚にお参りすることで富士山に登ったのと同じご利益を得るため、富士塚が造られたそうです。

#16、本行徳・富士塚のロケーション
#16富士塚ロケーション・ストリートビューより.jpg
富士塚は、八幡神社の奥のミニ公園の一番奥まった所に位置します。(図中の赤丸の部分)前の道路からは、建物にブロックされて見えません。
全く目立たないけど、ユニークで珍しい史跡と言えます。
END
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きたろう散歩(行徳その1・春日神社) [きたろう散歩]

 市の博物館主催の史跡散歩で市川市行徳地区を歩いてきました。行徳というと、徳願寺や常夜灯や笹谷うどん店跡等が有名ですが、これ等はすでに多数ブログアップされていると思われたので、きたろう散歩では、あまり有名ではないけどユニークなものを取り上げて紹介したいと思います。

以下の記事で、春日神社の位置(住所)で、きたろうは重大な誤認をしていました。この彫刻のある春日神社の住所は”市川市妙典3-6”が正しく、”市川市河原6-20ではありません。後日、きちんと訂正した形でアップしますが、当面は、簡略訂正で対応致します<(_ _)>
平成25年7月26日

#01、春日神社・鳥居(市川市河原)市川市妙典3-6
#01G4358春日神社鳥居.jpg
春日神社は妙典(市川市)にもあり、河原の春日神社を「河原春日神社」と呼ぶことがあります。

#02:河原春日神社の場所(地図)
#02春日神社・GOOGLE地図.jpg
河原春日神社の由緒(千葉県神社名鑑より)

大永七丁亥年(1527)像流。本社はもと行徳町大字河原五八番地西側鎮座のところ、江戸川放水工事のため、大正三年現在地に移転、遷座す。

#03:春日神社・拝殿
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なんの変哲もない、小さな神社です。

#04:春日神社・本殿
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拝殿の裏の本殿の側面(南側面)一杯に彫刻がほどこされていました。本殿は、スノコ状の塀で囲まれているので、ここを通りかかったとしても、この彫刻には気付かないと思われます。
このような、歴史散歩の会で講師の方に説明されてはじめて認識出来ました。

#05:彫刻(南面)
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天狗?と馬と、龍が描かれています。当日の配布資料には、「春日神社の彫刻(天保期)行徳に伝来する見事な彫刻。」の記述のみでした。また、散歩会の先導の講師の方からも詳しい説明はなかったようでした。(聞き逃している可能性もありますが・・・)

#06、#07:彫刻(北面)
#06G4364春日神社彫刻・北面.jpg


#07G4364春日神社彫刻・北面拡大.jpg
老人と鹿と紅葉が描かれています。

ネットで、「河原」「春日神社」の「彫刻」というキーワードで検索しましたが、これと言った記事は見つかりませんでした。

たしかに、見事な彫刻ですが、”知る人ぞ知る”状態になっています。史跡の説明板もなかったようです。(団体行動で動いているので、見逃している可能性もあります)
(続く)
 
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竹山愛フルートリサイタル(ピアノ實川風)/八千代市民会館(千葉県)/2013.06.08 [演奏会]

竹山愛さんが、千葉県の県民の日記念コンサートに出演しました。ピアノは、實川風(かおる)さん。お二人とも、千葉県在住の演奏家です。

#01、本演奏会のちらし
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コンサート、前半は、合唱団・3組の演奏がありました。
また、このコンサートは、東日本大震災の復興のチャリティコンサートも兼ねているとのことでした。

#02、八千代市民会館/八千代市萱田町728
#02八千代市民会館G4312.jpg
本会館は建設40年を迎え、今年の4月にリニューアルオープンしたばかりです。

#03、開放的なロビー
#03開放的なロビーG4314.jpg


#04、大ホール座席表
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#05、大ホール内全景
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#06、演奏曲&解説(竹山さんのトークによる)
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竹山さんの、フルートの音色は、ときに優美でまろやか、ときに激しく情熱的で、すっかり魅了させられました。
實川君のピアノも良かったです。

花束贈呈の後も拍手鳴りやまず。
#07、竹山さん・・・「皆様よくご存知の、日本の歌で今日のコンサートはおしまいにします。本日は、ありがとうございました。」
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演奏お疲れ様でした^-^
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#09竹山愛・實川風G4355.jpg
竹山さんは、習志野市在住、實川君は旭市在住。千葉県同士、共演出来て嬉しかったとの事でした。
チャリティは7万円余の募金があったそうです。

#10、CDもゲットしました(サイン会付き)
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#11、お二人のプロフィールです
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END

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