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県内最大の木造大日如来坐像・年に一度の御開帳(千葉県睦沢町) [きたろう散歩]

2015/02/08(日)取材

「県内最大級木造彫刻坐像の年一度の御開帳」の記事が県の広報に出ていたので、行ってみました。

#01、「県内最大級木造彫刻坐像の年一度の御開帳」の記事
&01県民だよりB.jpg


#02、千葉県長生郡睦沢町妙楽寺(広域地図)
&02妙楽寺地図広域.jpg
木造彫刻坐像(大日如来坐像)は睦沢町の妙楽寺という寺に安置されていますが、その寺の住所は、「千葉県長生郡睦沢町妙楽寺500」と寺の名前そのものが住所という由緒ありそうな場所でした。

#03、あいにくの雨でした。最初、下の地図の①辺りに駐車し、寺へアプローチしました。
&03P1040428.jpg


#04、長生郡睦沢町妙楽寺500(拡大地図)
&04P1040428地図.JPG


#05、男坂の階段を望む
&05P1040430.jpg
この階段を上ろうとしたところ、降りて来た方から「このルート(男坂)は急だし、女坂ルートも滑りやすいところがあり危ないですよ」と声を掛けられた。

#06、県設置の環境保全関係の表示板
&06P1040429.jpg


#07、山頂駐車場から、妙楽寺本堂へ徒歩で向かう
&07P1040431.jpg
男坂、女坂のルートを徒歩で行くのはやめて、車で山頂駐車場③へ向かいました。駐車場は満車で、入るのに30分位かかりました。

#08、#09、早くも梅が咲いていました。
&08P1040432.jpg

&09P1040433.jpg


#10、妙楽寺・鐘楼堂
&10P1040434正.jpg
鐘楼堂の建物はありますが、鐘はありません。

#11、県・町の教育委員会の「大日如来坐像」説明板
&11P1040451.jpg
説明板に、造像年代がはっきりとは書いてないが、平安後期の作らしい。
尚、説明板に記してある文は、テキストに落とし、末尾に示しました。

#12、妙楽寺本堂
&12P1040435正.jpg
大護摩法要は、始まっていました。

#13、「妙楽寺本堂」説明板
&13P1040452.jpg
この本堂は、享保年間に建て替えられた由。
※ここの説明文は、テキスト化していませんので、写真で読んで下さい。

#14、15、大護摩法要
&14P1040439.jpg

&15P1040436正.jpg
参拝者は全員(お布施の額にかかわらず)大護摩法要に参列可能です。

#16、17、18、欄間彫刻も見事です。
&16P1040443.jpg

&17P1040442.jpg

&18P1040441.jpg


#19、20、21、大日如来坐像と護摩法要
&19P1040437.jpg

&20P1040444正.jpg

&21P1040445.jpg


#22、護摩焚きの煙
&22P1040449.jpg


#23、24、25、本堂前庭
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&24P1040448正.jpg

&25P1040450.jpg
(結構強い)雨にも関わらず、多数の参拝客が訪れていました。やはり、「年に一度の御開帳」という、キャッチ・コピーは効く様である。

#26、男坂下り口
&26P1040453.jpg
実際の感じは、画像で見るより急です。雨だし、手すりも無いし、危険を感じました。(ここは降りずに)右方、山頂駐車場へ向かいました。

#27、妙楽寺山頂駐車場(無料)
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ここには、20数台駐車可能。この近辺に後2か所駐車場があり全50台駐車可能。

#28、おまけ・・・帰路で休んだ道の駅
&28P1040455.jpg


「大日如来坐像」教育委員会の説明文
重要文化財木造大日如来坐像
     指定年月日 昭和十六年十一月六日
千葉県指定有形文化財
 木造不動明王立像
 木造毘沙門天立像(荒彫)
 木造毘沙門天立像(彩色)
                         .
                 指定年月日:昭和五十年三月二十八日
                 所 在 地:千葉県長生郡睦沢町妙楽寺五〇〇
                                      .
 木造大日如来坐像は胎蔵界の丈六仏で、千葉県内の古彫刻坐像とLて最も大きな仏像です。丸い顔や流麗な衣文に平安時代後期の中央様式が見られる一方、全身黒漆で堂々とした姿は強い印象を与えてくれます。
 光背は華麗な飛天光背で、円相部と光脚は造像時、身光部二体の如来像と大日、音声菩薩を配した周辺部は鎌倉時代の補作と考えられています。材質はカヤ材で 一木造、漆箔、彫眼を施し像高二七九㎝です。
 千葉県指定有形文化財の三体の内、不動明王立像と荒彫毘沙門天立像は、大きい頭部、腰をひねる姿、顔、手、足など細部に共通する点か多く、特に荒彫毘沙門天立像は力強い気風が規れています。彩色毘沙門天立像は天部の一般的な姿であり、四天王像の多門天として作られたと考えられています。材質はカヤ材で、共に一木造、不動明王立像と荒彫毘沙門天立像は素地です。懐高は不動明王立像が一七三㎝、荒彫毘沙門天立像が一八三㎝、彩色毘沙門天立像が一七五㎝です。
                                .
 
平成四年十二月二十五日
                  千葉県教育委員会
 睦沢町教育委員会


END


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杜の都仙台の紅葉(1) [きたろう散歩]

2014/10/30 取材

所用で仙台の実家に十数日滞在しました。仙台は丁度紅葉のシーズンの真っ最中でした。

#01、宮城県美術館ア
#01P1030466.jpg
広瀬川沿いの紅葉を撮影しようと川の傍に行きましたが、川沿いは紅葉している木が少なく緑の木が多かったので、他のポイントを探そうと思い、たまたまUターンの為入った宮城県美術館(駐車場)の紅葉がすばらしかったのでここで撮影することにしました。

#02、宮城県美術館イ
#02P1030467.jpg


#03、宮城県美術館ウ
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#04、宮城県美術館エ
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#05、宮城県美術館オ
#05P1030470.jpg


#06、宮城県美術#06、宮城県美術館カ
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#08、青葉区昭和町歩道橋上から南方を望む
#08P1030463.jpg
この通りは、昭和時代は細い道で上杉山通りと言ったと思うが、今は奥州街道と地図には記載されています。

#09、おまけ写真・我が母校(小学校)
#09P1030460.jpg
きたろうの母校(小学校)。当時は、門を入ってすぐの所に木造の校舎があった。今は、全く昔の面影が無いせいか、特に懐かしいという感慨は沸かなかった。

#10、おまけ写真・梅田川①
#10P1030462.jpg
母校そばの梅田川。昔はこの川(橋)を渡って学校へ通っていたが、この川は当時全国ワースト2位?だか何だかで、とても汚く、臭かった。自転車が投げ込まれていたこともあるように、ゴミ捨て場化していた。

#11、おまけ写真・梅田川②
#11P1030461.jpg
その後(きたろうが仙台を離れてから)、市の河川改修や市民の浄化作戦があって、今では、大変きれいな川になりました。

やや、話が、竜頭蛇尾になってしまいましたが、紅葉の話は「杜の都の仙台の紅葉(2)」に続きます。

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皇居(乾通り)春の特別公開見学記 [きたろう散歩]

2014.04.06(日) 取材

 天皇陛下の傘寿の記念で、皇居の乾通りが特別公開されているので行って来ました。
前日(土)、入場待ち時間が2時間との報道がありましたが、当日は、天気が悪かったせいか、入場待ち時間はありませんでした。

#01、坂下門
#01P1020538坂下門.jpg
ここから、入場します。桜の時期に皇居が公開されるのは、今回初めてだそうです。

#02、皇居の地図(撮影場所・撮影方向の説明図)
#02皇居地図HM_9811M03.jpg
見学コースは決められています。坂下門から入場し乾通りを北行し乾門又は西桔橋から東御苑経由で退場します。一方通行で、逆行は禁止されています。

#03、富士見櫓を望む(右後方)
#03P1020541富士見櫓.jpg


#04、この道は、天皇陛下が御公務を行っているところに通じているそうです。
#04P1020542地点A.jpg


#05、水飲所
#05P1020543水飲み場.jpg
警備のものものしさとは好対照の計らいを感じました。

#06、「御局」?
#06P1020544地点B.jpg


#07、富士見多聞
#07P1020545富士見多聞.jpg
画面ではわかりませんが、石垣の前は濠になっています(濠を入れたアングルは立ち入り禁止で撮影出来ません)

#08、
#08P1020546E地点C.jpg
この門の名前は分かりません。

#09、10、道灌濠
#09P1020547道灌濠.jpg
#10P1020550道灌濠.jpg


#11、吹上御所外庭東門
#11P1020551西桔橋そば派出所.jpg


#12、西桔橋付近より蓮池濠を望む。
#12P1020553西桔橋付近から蓮池濠を望む.jpg
ここから、西桔橋を渡り東御苑へ移動し、松の廊下跡や本丸跡を見学しました。

皇居、春の特別公開は、本日8日(火)が最終日です。
もし、行かれる場合は、「2時間程度の待ち時間」及び「大混雑での午後の早い時間での入場打ち切り」覚悟で行かれると良いでしょうm(__)m
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タワーズウエスト展望施設から雪景色眺望(スカイコンサート終演後)  [きたろう散歩]

2014/02/09(日) 取材
2014/02/20(木) アップ

 取材日から、やや日数が経過してしまいましたが、27年ぶりの大雪後の展望写真を撮影しましたので、遅ればせながらアップします。
(前回のブログの)望月佐季さん・野上真梨子さんの演奏・終演後、特設ステージのある最上階から屋上へ移動し、屋上の展望施設から雪景色を撮影しました。

#01、江戸川河口、五井火力発電所、(東京外環道市川区間建設中)
#01C5468市川河口・五井発電所・外環工事中.jpg
タワーズウエスト(45階建て・市川駅南口)の屋上展望施設からの江戸川河口方向のビューです。
❖江戸川河口・・・南南東方向(南から東に33°)距離:7.7km
 江戸川が東京湾にそそぐ河口です。一番下流に架かっている橋は、東関東自動車道の橋梁です。
❖五井火力発電所・・・画面中央・東京湾を越えた対岸のツインの煙突は五井火力発電所です(煙突高:184m)(距離:25km)
❖建設中の東京外環道路市川区間・・・画面左下から右側方向に伸びている高架状の道路は建設中の東京外環道の工事のための道路です。東京外環道は、半地下方式なので、完成したらこの高架状の道路はなくなります。

#02、江戸川と旧江戸川の分岐点方向
#02C5470江戸川分岐・姉崎火力発電所.jpg
分岐点から左に流れるのが江戸川(放水路)、右に流れるのが、旧江戸川です。
❖江戸川と旧江戸川の分岐点・・・方向:南南東(南から東へ17°)、距離:2.9km
❖姉崎火力発電所・・・東京湾を越えた対岸の3本煙突が姉崎火力発電所です(煙突高:205m)。(方向:南南東・距離:29km)
房総半島の東京湾岸にある、#01の五井火力発電所、#02の姉崎火力発電所、富津火力発電所(写真割愛)の3発電所は、首都圏の電力供給の重要な発電所です。

#03、東京ディズニーシー・プロメテウス火山と東京湾アクアトンネルの風の塔方面
#03C5475プロメテウス山と風の塔.jpg
❖プロメテウス火山・・・・画面左の東京湾沿いの山は、人工の山のプロメテウス火山。東京ディズニー・シー内の人口の山で、標高は51mで、この展望施設の高さの1/3位しかありません。しかし、この辺一帯(浦安市・市川市・松戸市・船橋市)には大した山がないので、自然の山も含め、標高は最も高い。(南方向(真南から西へ7°)、距離12km)
❖風の塔・・・画面右の東京湾上のヨットの帆の様な構造物は、東京湾アクアトンネルの風の塔です。トンネルの喚気のための施設です(高さ90m)。(南南西方向(南から西へ14°方向)、距離:27km)

#04(ア)、葛西臨海公園、東京ゲートブリッジ方面
#04アC5477B葛西臨海公園&東京ゲートブリッジ.jpg
❖葛西臨海公園・大観覧車・・・画面左。ダイヤと花の大観覧車と呼称されています。高さは117m。(南南西方向(真南より西へ26°)、距離:11km)
❖東京ゲートブリッジ【画像注・・・画面右に確かに写っていますが、変な角度の逆光で、ほとんど識別出来ないので、次の、レタッチで強調した写真(#04(イ))をご覧ください。】
 数年前に、主に東京湾岸沿いの国道357号の渋滞緩和の目的で開通した橋で通行料金は無料です。完成時、恐竜のような特異な外観の橋で、話題を集めました。橋の主塔の高さは87m(南南西方向(真南から西へ27°)、距離14.9km)、距離:11km
#04イC5477葛西臨海公園&東京ゲートブリッジ.jpg

#05、江戸川上流方向
江戸川を挟んで、右側が市川市、左側が東京都江戸川区です。上流方向、10km先は埼玉県八潮市、さらにこの先直線で112km先が赤城山です。
#05C5488江戸川上流方向.jpg


#06、赤城山方向
先程(#05)の画面中央やや左寄り部分の拡大です。正面、最遠方が赤城山です。(標高1827m)(北西(真北から西37°)方向、距離112km)。
画面左の白と水色に塗り分けられた煙突は葛飾清掃工場の煙突です。(煙突高:130m)(北西方向距離7.3km)
#06C5481赤城山・葛飾清掃工場.jpg


#07、松戸市栗山、市川市国府台方面
#07C5480栗山浄水場・和洋女子大.jpg
画面左、哺乳瓶を逆さまにしたような塔状の建築物は、栗山浄水場の給水施設です。正式には栗山配水塔と言うらしい。(高さ:32m)(北北西方向(真北から16°西)、距離:3.0km)
原発事故の時、ここの浄水場の水から100ベクレル越えの放射性物質が検出され、全国ニュースで取り上げられました。
画面右の薄茶色の建物は和洋女子大です。(北方向(真北から8°西)、距離1.4km)真南より西へ26°、

#08、和洋女子大、千葉商科大
#08C5483和洋女子大・千葉商科大・和名ケ谷クリーンセンター.jpg
画面左が和洋女子大、画面右が千葉商科大。和洋女子大で一番高い建物は、東館と言い高さは77mあります。
この辺は、奈良時代に国府が置かれていた名残りで、住所は国府台と言います。明治時代以降は、軍隊が置かれました。平和な時代になって、大学やスポーツ施設に変わりました。
 画面中央、遠方の白い煙突は、松戸市の和名ケ谷クリーンセンターの煙突です。(煙突高125m)(北北東方向(真北から12°東)、距離5.4km)。

#09、筑波山方面
#09C5491筑波山(和名ケ名クリーンセンター).jpg

茨城県の筑波山。標高は877m(女体山)。(北北東方向(真北から東へ18°)、距離112km)
この展望施設から見える、千葉県茨城県の山では、この筑波山が一番高い山です。

#10、某大手製パンメーカー社長宅
#10C5493山崎製パン社長宅.jpg
画面中央のグレーの体育館のような大きな建物が某大手製パンメーカーの社長宅です。(方向、距離は、個人情報に関わることなので非公開と致します・)

#11、日出学園、東京歯科大学市川総合病院方面
#11CIMG5489日の出学園東京歯科大市川病院.jpg

手前の薄茶色の建物群が、日出学園で、幼稚園から高校まであります。その向こうの水色っぽい建物が東京歯科大学市川総合病院です。
(東北東方向、日の出学園迄は距離1.1km、市川総合病院迄は距離1.4km)

この辺(千葉県北西部)は、雪が降ってもすぐ融けてしまい、なかなか雪景色は撮影出来ません。今回は、丁度日曜まで残っていたので、展望施設から、貴重な雪景色を撮影することが出来ました。

END

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何の装置?JR御茶ノ水講内 [きたろう散歩]

2014/02/05(水) 取材

都内で所用をすませ、帰り道のお茶ノ水駅構内で、「ん 何?」と思った装置がありました。
#01駅構内の照明装置.jpg

#02駅構内の照明装置.jpg
十数秒、眺めましたが、全く、何の装置か全く分かりませんでした。

読者の皆様も、何の装置かお分かりでしょうか?

丁度、そばに、駅員さんがいたので、聞いたところ「列車への、飛び込み防止装置」とのこと。

「えーっ」っと思ったが、すぐに「青い光は沈静効果を持つ」ということが、マスコミで最近言われていることを思い出しました。

こんな、ちいさな、弱々しい光が、飛び込み防止効果があるとは、とても思えなかったけど、すこしでも、効果があると言われれば、付けて見る価値はあるんだろうな~~と思い直しました。

この装置が設置してあった場所の説明写真
#03IR御茶ノ水駅全景.jpg
写真の赤丸の辺りで見かけました。
※ウイキペディア「お茶の水駅」に掲載してある写真を利用しました。
END

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初日の出と初詣/真間山(ままさん)弘法寺(ぐほうじ)(市川市) [きたろう散歩]

2014年1月1日(水) 取材

市内で、初日の出が観測出来る場所は何箇所かありますが、今年は、真間山弘法寺から観測することにしました。

#01、例年に無く暖かい正月で、吐く息もわずかに白くなる程度でした。6時53分、南東の方向に太陽が昇り始めました。
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#02、6時55分12秒
#02P967.jpg


#03、6時56分41秒
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#04、撮影場所はこんなところです。(春は花見が出来ます)
#04P973.jpg
初日の出ファンが、多数集いました。

#05、弘法寺山門
#05P984.jpg
初日の出観測後、数十m移動しただけで初詣ができます。真間山弘法寺は、江戸時代には、江戸名所図絵や広重の名所江戸百景にも描かれ、紅葉の名所として有名なところでした。

#06、金剛力士 阿形(あぎょう)象・・・山門右側
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#07、金剛力士 吽形(うんぎょう)象・・・山門左側
#07P988.jpg
正月のため、ライトアップされていたので、阿形象、吽形像をはじめてはっきりと見ることができました。

#08、真間山弘法寺の史跡説明板
#08P990B.jpg
山門、右手前に市川市教育委員会の真間山弘法寺の史跡説明板があります。以下、テキストに読みとったものをそっくり掲載します。

真間山 弘法寺

 弘法寺は、略縁起によると、奈良時代、行基菩薩が真間の手児奈の霊を供養するために建立した求法寺がはじまりであり、その後平安時代、弘法大師(空海)が七堂を構えて「真間山弘法寺」とし、さらにその後天台宗に転じたとされる。
 真間の地は、かつてはすぐ北に六所神社があり、国府が設置されていた古代以来の下総国の中心地であった。そのためここに古くから寺院があった可能性は高く、本来は国府と密接にかかわる寺院であったとの推測もある。
 鎌倉時代、この地に及んだ日蓮の布教を受けて、建治元年(一二七五)、時の住持了性が日蓮の弟子で中山法華経寺の開祖日常と問答の末やぶれ、日蓮宗に転じ、日常の子で六老僧の一人日頂を初代の貫首としたと伝える。
 鎌倉末期の元亨三年(一二二三)には千葉胤貞により寺領の寄進を受け、延文三年(一三五八)の日樹置文によれば葛飾郡一帯や千田庄(多古町)に多くの寺領や信徒を擁していたことが知られる。また室町・戦国時代には山下に真間宿または市川両宿といわれる門前町が発展し、賑わいをみせていた。
 天正十九年(一五九一)、徳川家康より朱印地三〇石を与えられ、元禄八年(一六九五)には水戸光圀も来訪したと言われる。
 江戸時代は紅葉の名所として知られ、諸書に真間山弘法寺の紅葉狩りのことが記されているが、明治二一年(一八八八)の火災のため諸堂は焼失してしまった。その後明治二三年(一八九〇)に再建され、現在に至っている。
 境内には、日蓮の真刻と伝える大黒天をまつる太刀大黒尊天堂、水戸光圀が賞賛して名づけたといわれる遍覧亭、袴腰の鐘倭、仁王門、伏姫桜とよばれる枝垂桜があり、小林一茶、水原秋桜子、富安風生などの句碑がある。

   平成十八年三月     市川市教育委員会

#09、祖師堂
#09P991.jpg
この祖師堂は、数年前(2010年)に建て替えられた新しいものです。

#10、太刀大黒天像(祖師堂内に安置)
#10P993.jpg


#11、祖師堂扉に貼ってあった太刀大黒天像設置のご案内
#11P995.jpg
この像は、正月期間中(1月7日まで)は、祖師堂に安置されているとのこと。
※太刀大黒天堂は境内の最西エリアに位置します。

#12、山門(裏側)
#12P998.jpg
正月期間中は、金剛力士像がライトアップされていたり、太刀大黒天像が祖師堂内に移され(公開され)ていたりと、特別なことをしているので、是非お参りに行かれては如何でしょうか(*^_^*)

最後に、一言
昨年中皆様にはいろいろお世話になりました
今年も宜しくお願い申し上げますm(__)m
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東京スカイツリー/クリスマス/プロジェクション・マッピング [きたろう散歩]

2013/12/22(日)取材

先週末、実家から戻って来ました。SO-NETも再開します。また、宜しくお願い致します。

東京スカイツリーで、プロジェクション・マッピングをやっているとのことで、行って来ました。

 東京スカイツリーは、3連休中のこともあり、大変賑わっていました。クリスマス直前で、スカイツリーは、赤と、白の照明でした。

 TOKYO Solamachi4F・北側屋外ガーデン部には、スカイツリー入場待ちの長蛇の列が出来ていました。プロジェクション・マッピングは7分間の投影で、30分おきに投影されていました。

 スカイツリーと周辺約50mまでの範囲は、大変な人出ですが、その外側は人出はなく、閑散としていました。地元の商店街が、意外と潤わないというのがうなづけました。乗り入れている東武鉄道、京成電車、都営地下鉄の駅が東京スカイツリーにあまりに近接しているため、このような状況になったと推定されます。

#01、スカイツリーの東約400mから撮影(押上1-25近辺から)18:35
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#02、プロジェクション・マッピング オープニング(18:50)
#02P884.jpg
プロジェクション・マッピングはスカイツリーとTOKYOSolamachiの高いビルの中間あたりの建物の壁に投影されます(4F)

#03~06、プロジェクション・マッピング(18:52~18:56)
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#04P891.jpg

#05P892.jpg

#06P894.jpg
プロジェクション・マッピングは、ビルの90°に折れ曲がった壁面にまたいで投影されますが、その面にピッタリ歪まずに写されます。コンピューターで作っているのは言え、すごい技術です。

#07、4F西側の方から撮影
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#08、プロジェクション・マッピングのプロジェクター
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#09、マーケットの賑わい(軽食販売)
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#10、光の階段
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プロジェクション・マッピング投影中なので、バックのスカイツリーは照明が消えています。

#11、東側アプローチ付近(京成線&都営地下鉄押上駅側)
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#12、TOKYO Solamachi 東側入口
#12P915.jpg


#13、十間橋上から東京スカイツリーを望む(18:59)
#13P919.jpg
いわゆる、逆さスカイツリーの写真です。十間橋は北十間川に架かる橋で、東京スカイツリーの東方約600mのところに位置します。
次のプロジェクション・マッピングが始まったためか、赤と白の照明が消えたので、これで東京スカイツリーに別れを告げました。
END

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きたろう散歩(会)、平25.10.18、水上バスで隅田川をくだる [きたろう散歩]

2013/10/18(金) 取材
2013/10/28(月)アップ

散歩会を企画し、行って来ました。自分が乗りたいので、水上バス乗船の企画をたて隅田川を下りました。
 
#01
#01AP1010677.jpg
乗船コースは、いろいろありますが、到着後の散歩コースも考え、浅草→日出桟橋コースを選びました(大人760円)。

#02
#02水上バス隅田川航路図.jpg
上のパンフレット中、赤のライン”隅田川ライン”に乗船。
コース途中の、③、④・・・は、以下に掲示する写真#03、#04の撮影地点を示します(矢印の方向を撮影)。

#03、出発地”浅草乗船場”からの眺め(Ⅰ)
#03P1010675.jpg
数日前の台風の影響で、隅田川が濁っていました。

#04、同上からの眺め(Ⅱ)
#04P1010676.jpg
アサヒビアホールと吾妻橋。運航中の船は”東京水辺ライン・さくら”。

#05
#05P1010678.jpg
画面右から、東京スカイツリー、ライオン㈱(本社)、後方の橋は厩橋。
 水辺に、点在する水色のものは、テントまたは段ボールハウスで、れっきとした家です。

#06
#06P1010679 60.jpg
運航中の船はうわさの”HIMIKO”。漫画家の松本零士氏がプロデュースしたもので、予約制。
 HIMIKOの後方の建物は、同愛記念病院。

#07
#07P1010681.jpg
橋は、総武線鉄橋。後方の建物は、右側から、両国パールホテル、ライオン㈱、東京スカイツリー。

#08
#08P1010683 60.jpg
江東区(立)芭蕉庵史跡展望園。ここは以前、散歩会で訪問したことがあるので、記念に撮影した。


#09
#09P1010683.jpg
芭蕉庵史跡展望園には、芭蕉の像があります。この像は、時間によってその向いている方向が変わるそうです。

#10
#10P1010684.jpg
清洲橋。端正で、優美な形の橋で、思わずシャッターを切りました。


#11
#11P1010685.jpg
橋は勝鬨橋。この航路から見る地上の景色で、このアングルがもっとも高層ビル・マンション群が眺められる角度と思われました。

#12
#12P1010686.jpg
ビルの隙間から、東京タワーが見えました。
(ビル名は不明)

#13
#13P1010689.jpg
浜離宮乗船場入り口。何気なく、この写真を撮っていて、ハッと気が付きました。このアングルは、広重の「名所江戸百景」の内の「芝うらの風景」の絵(=#14)と同じアングルであるのに気付きました。このアングルは、海上から、浜離宮方向を眺めたアングルなので、きたろうブログのメインテーマ「名所江戸百景を歩く」では、撮影を諦めていたアングルです。
 今日、期せずして広重の描いたアングルと同じアングルで撮影することが出来ました。(このアングルの写真は、改めて「名所江戸百景」シリーズとしてアップします)
#14
#14広重・芝うらの風景.jpg

このあと、日の出桟橋で上陸して散歩を続けました。これも、また改めてアップします。
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何これ?歴史的橋桁保存施設に掛けられたGパン [きたろう散歩]

2013年9月18日(水) 取材
2013年9月20日(金) アップ

神田(内神田)に所用があり、新常盤橋から外堀通りを神田方面に歩いていました。
旧龍閑橋の橋桁保存施設(写真#04参照)のところを通りかかったら、この施設の柵にGパンがかかっているのを見つけました。

#01、旧龍閑橋・保存施設にかけられたGパン
#01龍閑橋G5092 90.jpg

#02、同上クローズアップ
#02龍閑橋G5093T.jpg
結構新しいGパンです、サイズは小さく、子供用のGパンでした。
柵に、ただ引っかけてあるだけでした。

誰が、なんのためにしたのか?
この近辺を、少し歩き廻りましたが、手掛かりはありませんでした。
#03
#03龍閑橋G5094.jpg

全く、「なにコレ?」で、意味不明でした???

<NOTE>
#04、旧龍閑橋・保存施設
#04龍閑橋G5095.jpg
昔、この辺りに架けられていた龍閑橋の橋桁の一部を保存している施設です。
日本で、初めてのコンクリート橋ということで、保存されています。

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きたろう散歩(行徳その4・・・浅間神社・山開きⅡ) [きたろう散歩]

2013/07/01(月) 取材
   同     日    アップ

前回、「浅間神社・山開き」の続きです。
昨日、アップした「例祭のご案内」の文章では、「祭神の彫像のご披露が11時から行われる」とも解釈され、その前に、何か式典(神事)が行われている可能性も考えられたので、早めに、稲荷神社に行きました。

#01、稲荷神社・浅間神社、全景(10:18)
#01G4569.jpg
数人の方が、準備作業をしているだけでした。やはり、祭礼は、11時から行われるようでした。

#02、稲荷神社・拝殿
#02G4597.jpg
今日は、稲荷神社の方も、拝殿の扉は、開けてありました。

#03、浅間神社(鳥居)
#03G4570.jpg
役員の方が準備作業中でした。

#04、浅間神社(11:08)
#04G4574.jpg
すっかり準備が出来ました。

#05、宮司さん・祝詞奏上(11:22)
#05G4576.jpg


#06、氏子・玉串奉てん(1)
#06G4577.jpg


#07、氏子・玉串奉てん(2)(11:28)
#07G4579.jpg
集まった氏子(役員・関係者)は9名でした。

#08、木花之佐久夜毘売(コノハナサクヤヒメ)の彫像のお披露目(11:40)
#08G4581.jpg
木花之佐久夜毘売は浅間神社のご祭神(女神)です。
この彫像は「例祭のご案内」によれば、押切在住の彫刻家(匿名)の方が作成し、奉納されたとのことです。きたろうがさらに質問すると、この方は、芸術家ではなく、職人の方で、名乗るほどのことはないという理由で匿名なのだそうです。材質は、檜だそうです。

#09、木花之佐久夜毘売(コノハナサクヤヒメ)の彫像
#09G4583.jpg
木花之佐久夜毘売は桜の花が咲くように美しい女神ですが、出産のとき出入り口のない産屋に入り、自ら火を放って御子を出産したという程、気丈な一面も兼ね具えた女神です。今日の祭礼で、御霊入れされました。
確かに、この女神像は、凛とした雰囲気を持っています。
(手に持っているのは、真榊(まさかき)だそうです。)

#10、祭礼はつつがなく終了しました(11:49)
#10G4586.jpg
結局、祭礼は、ごく一般的な神事の式次第で進行し、TVなどで見る、山開きの儀式のようなものはありませんでした。ただ、一般的に、山開きが行われる、7月1日に祭礼がおこなわれるという点が、共通ということでした。
 本祭礼の取材に関し、宮司さん、役員、関係者の方々、快く応じて頂きまして、ありがとうございました。
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