緊急事態宣言解除後のスポーツクラブ（その2）

2020年6月1日～7月2日取材
2020年７月4日アップ

前回（その１）で、緊急事態宣言解除・直後のスポーツジムの再開とその感染防止策についてレポしました。
その後の１ヶ月の経過と昨日のサウナ再開等についてお伝えします。

＃０１、スポーツジム入口

スポーツジム入口には、マスク着用喚起のものものしい「お願い」パネルが目に付きます。
また係員が待ち構えていて、ここで数項目のチェック項目が書かれたチェック表を呈示され、口頭でOK旨を回答後、非接触体温計で体温を測定されます。
（その１）で、入口のところに、係りの方が２名立っていたと書きましたが、２名体制は、初日（6月１日）だけで、その後は写真のように１名だけでした。
体温測定後、スタッフはチェック結果OK旨伝えるだけで、具体的な体温測定結果をこちらには通知はしません。ただ、せっかく測定しているので、6月中旬頃から、こちらから測定結果を聞くようにしました。その結果、体温は、各曜日毎に特有の数値になる傾向が見られましたが、まだ、データがすくないので、この件は又の機会にしたいと思います。
中に入ったら、ロッカールームの前に、パネルがあり、７月から、浴室内サウナと外気浴槽の利用の再開を伝えていました。
＃０２、７月からのサウナ等の再開を伝えるパネル

■ロッカールームの利用状況
（その１）で、再開初日（６月１日）の、ロッカールームの利用状況は、従来の約５割程と書きましたが、その後６月前半は、利用状況はほぼ増減なしで、ずっと約５割程度で推移しました。6月の下旬以降少し利用人数は増えたように感じました。

■プールの子供スクールの再開
ジム（プール）は、６月１日から再開しましたが、プールの子供のスクールは、６月４日から、再開しました。
従来、子供スクールは、全７コース中、３コースから５コースを占めていましたが、今は、多くても４コースまでで留まっています。また、子供の人数自体もずいぶん減っているように思えました。

■プールの大人の利用状況
私は、プールに５０分～１時間居ます。再開後、この１時間の間、増減はありますが、瞬間の滞在人数は４～６名でした。歩くコースに２～３名いる他は、ほとんどの場合（歩くコースも含め）１コースに０～１名というガラガラの状況でした。私行っている時間帯は、もともと利用者が少ない時間帯ですが、６月の利用状況は、従来と比べ少ないと思われました。６月の下旬以降は、従来の利用状況にほぼ戻ったと思われます。
（※私は、マシーントレーニングはやっていないので、マシーンジムの状況については、不明です）

■浴室内サウナの再開
７月２日から、サウナと外気浴槽が再開しました（７月１日は定休日）。浴室内は、浴槽、外気浴槽、サウナ、洗い場の４エリアがあります。６月中は、このうち、サウナと外気浴槽が制限されていました。６月の前半は、浴槽と洗い場の混雑度は、従来の６～７割程と感じました。６月の終盤は、利用者が増え従来の７～８割程度と感じました。（（その１）でも書いたように、４エリア中２エリアが制限されているので、利用人数が減っていても、それほど混雑度は減っていないように感じました）
７月になって、サウナと外気浴槽が再開して、利用者は４エリア全体にバラけたので、混雑度はその分低下しました。但し、利用者も増えたようですが、７月になってからまだ１日しか見ていないのではっきりは言えません。

■７月以降の利用制限
７月から、サウナと外気浴槽が再開し、これで、施設内の利用制限はほぼ無くなりました（マシンジムの方は不明）。サウナは約３ヶ月間入っていなかったので、久しぶりに入って満足しました(*^_^*)
但し、ロッカーの約１／３の利用制限、ドライヤーも約１／３が利用制限、休憩室のテーブルは利用禁止というのは、６月から引き続き実施されています。

以上、スポーツクラブサイドの利用制限は、上記の通りで、クラブ内の混雑度合い（ロッカー室プール風呂の全体的に）は６月の前半は、従来と比べガラガラという感じでしたが、６月中旬以降は従来の６～７割程度、６月終盤以降は、７～８割程度と感じました。
　但し、利用制限・混雑度とは別に、自分自身としては、人とはなるべく接近しない、会話も控える、ジャグジー・風呂は、二人以上いたら入らない、ドライヤーは使わない（周囲の空気を頭に吹き付けるのは抵抗がある）などを注意しています。
一昨日、昨日と東京都の感染者数が１００人以上と、拡大傾向になっていますが、政府は、再度緊急事態宣言は出さないようなので、スポーツクラブも当分の間、上記の体制で推移していくものと思われます。
END

タグ：サウナ スポーツクラブ コロナウイルス