ここ一番の勝負に弱い高安(田子の浦部屋所属の宿命?)2022大阪場所 [ニュース]
2022大阪場所の優勝争いは千秋楽、高安と若隆景の優勝決定戦にもつれこみ、結局若隆景が高安を上手出し投げで下し、若隆景が初優勝をものにしました。
私は、またまた、高安の「ここ一番」に弱い体質を改めて再認識させられました。
高安は、現在は平幕ですが、一時は大関まで昇り、パワーあふれる取り口で活躍していましたが、優勝経験が無いというめずらしい大関でした。怪我などで大関から陥落し、平幕まで番付を下げていましたが、ここ数場所は調子が良く、今場所は優勝街道トップ(タイ)で若隆景とともに千秋楽を迎えました。
★☆千秋楽へ12勝2敗で臨む2力士★☆
千秋楽本割り、高安は12勝2敗で阿炎との対戦でした。阿炎は、場所後半は得意のもろて突きの威力が無く連敗を重ねており、高安の好調さから言えば問題にならない相手でした。(ここで高安が阿炎に勝ち、その後の取組で若隆景が勝ったとしたら優勝決定戦、若隆景が負ければ、高安の優勝が決まるという「ここ一番」の取組である。)
ところがところがです、阿炎の一方的な突き押しで、高安は何も出来ず、土俵から突き倒されました。完敗でした。
千秋楽本割で高安の「ここ一番」に弱いもろさを見せ付けられました。
しかし、その後、若隆景も正代に破れ、高安、若隆景の優勝決定戦となりました。
優勝決定戦では、若隆景は、いつもと同じようにややポーカーフェイス的に表情は変わりませんでした、これに対し、高安は、かなり気合が入った表情で挑み、最後の塩の時は、今まで聞いたことのないような声(咆哮?)まで発し、むき出しの闘志で挑みました。
そして、立会いから、両者離れたままの攻防で、高安の方が終始優勢に展開し、たまらず、若隆景がひいたところを、追いかけるように突き押しで若隆景を土俵際に追い詰めました。土俵際、若隆景しぶとく右に俵を伝いまわりこんで、若隆景は高安の上手をつかみ突っ込んできた高安を上手出し投げで土俵下に陥落させ、勝利をものにしました。
★☆若隆景が高安を制す★☆
★☆若隆景が高安を制す(動画QRコード)★☆
★☆若隆景初優勝★☆
土俵際に追い詰めたときは、90%高安が勝てると思ったのに、残念ながら、初優勝はできませんでした。
千秋楽で、2回のここ一番に弱い体質を見せ付けられてしまいました。
若隆景のしぶとさは賞賛されるべきものですが、高安のあの闘志、土俵際まで追い詰めたあの実力、これらが備わっていても勝てないという、不運さが目立ちました。
高安は、いままでも、「ここ一番の」勝負で星を落とし、結局優勝できずにいました。
実は、高安は、田子の浦部屋に所属していますが、高安の兄弟子の稀勢の里も、同様「ここ一番に」弱い体質でした。大関昇進の頃は、関東勢ということもあり応援していましたが、大関になってから、いつもいつも「ここ一番で」敗れるので、一時応援をやめてしまいました。(横綱に上がれそうになったときはまた応援しましたが・・・)
★☆田子の浦部屋の稀勢の里と高安★☆
田子の浦部屋の稀勢の里といい高安といい、どうしてこう「ここ一番」の勝負に弱いのか(弱かったのか)?
応援しがいがありません・・・
END
私は、またまた、高安の「ここ一番」に弱い体質を改めて再認識させられました。
高安は、現在は平幕ですが、一時は大関まで昇り、パワーあふれる取り口で活躍していましたが、優勝経験が無いというめずらしい大関でした。怪我などで大関から陥落し、平幕まで番付を下げていましたが、ここ数場所は調子が良く、今場所は優勝街道トップ(タイ)で若隆景とともに千秋楽を迎えました。
★☆千秋楽へ12勝2敗で臨む2力士★☆
千秋楽本割り、高安は12勝2敗で阿炎との対戦でした。阿炎は、場所後半は得意のもろて突きの威力が無く連敗を重ねており、高安の好調さから言えば問題にならない相手でした。(ここで高安が阿炎に勝ち、その後の取組で若隆景が勝ったとしたら優勝決定戦、若隆景が負ければ、高安の優勝が決まるという「ここ一番」の取組である。)
ところがところがです、阿炎の一方的な突き押しで、高安は何も出来ず、土俵から突き倒されました。完敗でした。
千秋楽本割で高安の「ここ一番」に弱いもろさを見せ付けられました。
しかし、その後、若隆景も正代に破れ、高安、若隆景の優勝決定戦となりました。
優勝決定戦では、若隆景は、いつもと同じようにややポーカーフェイス的に表情は変わりませんでした、これに対し、高安は、かなり気合が入った表情で挑み、最後の塩の時は、今まで聞いたことのないような声(咆哮?)まで発し、むき出しの闘志で挑みました。
そして、立会いから、両者離れたままの攻防で、高安の方が終始優勢に展開し、たまらず、若隆景がひいたところを、追いかけるように突き押しで若隆景を土俵際に追い詰めました。土俵際、若隆景しぶとく右に俵を伝いまわりこんで、若隆景は高安の上手をつかみ突っ込んできた高安を上手出し投げで土俵下に陥落させ、勝利をものにしました。
★☆若隆景が高安を制す★☆
★☆若隆景が高安を制す(動画QRコード)★☆
★☆若隆景初優勝★☆
土俵際に追い詰めたときは、90%高安が勝てると思ったのに、残念ながら、初優勝はできませんでした。
千秋楽で、2回のここ一番に弱い体質を見せ付けられてしまいました。
若隆景のしぶとさは賞賛されるべきものですが、高安のあの闘志、土俵際まで追い詰めたあの実力、これらが備わっていても勝てないという、不運さが目立ちました。
高安は、いままでも、「ここ一番の」勝負で星を落とし、結局優勝できずにいました。
実は、高安は、田子の浦部屋に所属していますが、高安の兄弟子の稀勢の里も、同様「ここ一番に」弱い体質でした。大関昇進の頃は、関東勢ということもあり応援していましたが、大関になってから、いつもいつも「ここ一番で」敗れるので、一時応援をやめてしまいました。(横綱に上がれそうになったときはまた応援しましたが・・・)
★☆田子の浦部屋の稀勢の里と高安★☆
田子の浦部屋の稀勢の里といい高安といい、どうしてこう「ここ一番」の勝負に弱いのか(弱かったのか)?
応援しがいがありません・・・
END