コロナ禍の中で開催されたコンサート [演奏会]

2年以上ぶりに木内邸音楽会へ行って来ました。

★☆てこなの森・木内邸音楽会vol.106★☆
開催日:2022/3/12(土)
演奏者は、昨年の市川市新人演奏家コンクールで入賞したVn.山本栞奈(かんな)さんとVn.梅田真叶(まなか)さんです(きたろう散歩)
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このコンサートは、主催:市川市文化振興財団で年に数回開催されます。演奏は、旧木内邸の一室で行なわれます。演奏会場としては大変狭いので、演奏者は2~3名、客席数はコロナ前は50席ありましたが、現在は、コロナ対策で20数席に減らして行なわれています。参加者が少人数なので聴きに行きました。
※木内邸については後述します。

演奏者紹介
◎Vn.山本栞奈(かんな)さん
昨年の市川市の新人演奏家コンクール弦楽器部門最優秀賞を受賞。現在東京藝術大学音楽部3年在籍中。大谷康子氏に師事。
(福岡県出身)

◎Vn.梅田真叶(まなか)さん
同弦楽器部門優秀賞を受賞。現在東京音楽大学大学院音楽研究科修士課程1年に在学中。大谷康子氏、海野義雄氏に師事

※ヴァイオリン2本のデユオという珍しい編成のアンサンブルです。
市川市文化振興財団が主催する、室内楽で新人を起用するコンサートでは、結構ムチャブリの楽器の組み合わせでの演奏会がしばしばおこなわれます。

◇◆開場を待つ聴衆の方々◇◆(きたろう散歩)
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木内邸はノスタルジックな洋館で、その旧書斎だった一室で演奏会が行なわれます。

★☆演奏終了時のお二人★☆(きたろう散歩)
%03山本栞奈梅田真叶P793B.jpg

演奏プログラム
①2つのヴァイオリンのための12の小品(グリエール)
Op.49より1番、2番、5番、9番、12番・・・デユオ
②無伴奏ヴァイオリンのための≪荒城の月≫の主題による変奏曲(山田耕筰)・・・山本栞奈さんソロ
③無伴奏ヴァイオリンソナタOp.115(プロコフィエフ)
第1楽章、第3楽章・・・梅田真叶さんソロ
④エチュード・カプリース(ヴィエニャフスキ)    
Op.18より1番、2番、3番、4番、7番、8番・・・デュオ

選曲は、演奏者の方に任せられているようで、ミニコンサートにありがちな耳馴染みのあるクラシック有名曲ではなく、結構、技術的難曲もあり、じっくり堪能させていただきました。

★☆終演後記念撮影★☆(きたろう散歩)
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左:山本栞奈さん、右:梅田真叶さん

■木内邸書斎(演奏会場)を外から撮影(きたろう散歩)
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木内邸は、明治~大正時代に活躍した千葉県生まれの官僚・政治家の木内重四郎氏の別邸で、マンション建設で取り壊されることになったとき、その洋館部分のみを移築・再建した建物です。
演奏会場となった部屋は元は書斎だったそうです。
現在、木内ギャラリーとして、展示会その他イベントに利用されています。

■木内邸全景(きたろう散歩)
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木内邸の北東方向より撮影。
演奏会会場となった書斎は右端。
END


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