堀切菖蒲園探訪記(東京都葛飾区)(下) [きたろう散歩]
2021年6月9日 取材
2021年6月24日 アップ
前回からの続きです。気温29度に迫ろうという中、園内に入って約40分経過、休憩所に入ることにしました。
#25、堀切菖蒲園・休憩所(3時辺り※)
※3時辺り=園内の場所を時計の文字盤の時刻の位置になぞらえて示しています。北=12時、東=3時、南=6時、西=9時(前回のブログ#09参照)
#26、休憩所の壁面の展示
休憩所の壁面には、堀切菖蒲園関連の浮世絵や写真が展示してありました。
#27、展示浮世絵「堀切菖蒲花盛図」
三代歌川豊国の作品。
#28、展示写真
堀切菖蒲園の宣伝のちらしと思われる。
#29、展示浮世絵「東京名所花競」
安達吟光の作品。
写真下部の白の三角形の他各種形状のものは、ガラスケースの反射によるもの。
#30、展示浮世絵「美人堀切の遊覧」
楊斎延一の作品です。
昔も、今も、永続的に園内遊覧がが行なわれているということです(美人が、必ずしもいるとは限りませんが・・・)。
(絵の右側三分の一は、ガラスの反射で不鮮明のため割愛。割愛した部分は、着物の女性がしゃがんで、菖蒲を鑑賞している姿が描かれています。)
#31、展示浮世絵「名所江戸百景の内・堀切の花菖蒲」
歌川廣重の作品です。
実は、今回の来園目的の一つに、「この絵と同じアングルの写真を撮る」というのがあります。入園してから、今まで、この絵と同じアングルの写真は撮れていません。休憩後、残りの圃場でこのアングルに挑戦します・・・
#32、園内風景(休憩所脇の池から北方向)
睡蓮池という池です。この一角は、白い花の菖蒲で揃えてあります。
#33、園内風景(1時半辺りから南西方向)
この池は、杜若(かきつばた)という名の池です。
#34、廣重の絵を模して撮影
かろうじて廣重の絵と似たアングルの写真が取れました。しかし、背景は似ても似つかないものでした(>_<)
時代が違うので、背景は大きく異なります。花の姿は、約160年経っても変わらない・・・
感慨深いです(^O^)/
#35、宇宙という品種の菖蒲(1時辺り)
雄大なスケールの品種名を持つ菖蒲。思わず、レンズを向けました。
#36、園内風景(12時半あたりから南方向)
菖蒲園内を、反時計回りに、ほぼ、4分の3周し、園内の撮影も最終コーナーです。
#37、静観亭と菖蒲園の説明板(12時半辺りから西方向)
#38、堀切菖蒲園の説明板
説明板の超要約・・・この地での、菖蒲園の発祥は、定かではありませんが、室町時代にはそれらしき記録が残っています。
江戸末期に、堀切に、小高園(注)という菖蒲園が開園し、さらに明治期に堀切園が開園し現在にいたっています。
※詳細は、この画像をクリック・拡大してご覧ください
注)ここより約500m程東の場所にあった(現在は残っていません)。
#39、撮影終了出入り口付近まで戻ってきました。
現在13時18分。入園は12時4分なので、1時間14分の滞在でした。
#40、大江戸大衆らーめん(あろま)
#41、本日の行程地図
以上で、「じゅん散歩」の立寄り先は、長沢ベルト工業を除き、トレースしました。
本日の歩行距離は、菖蒲園内を含み約2.0kmでした。
#42、おまけ写真(菖蒲七福神)
じゅん散歩では紹介されませんでしたが、この堀切七福神は、堀切のスポットとしてはずせません。場所的には、堀切十二神像の背後にあり、駅から菖蒲園へ向かう道筋にあるので、すぐわかります。(平成6年(1994)6月設置)
※当日の11時47分に撮影
END
2021年6月24日 アップ
前回からの続きです。気温29度に迫ろうという中、園内に入って約40分経過、休憩所に入ることにしました。
#25、堀切菖蒲園・休憩所(3時辺り※)
※3時辺り=園内の場所を時計の文字盤の時刻の位置になぞらえて示しています。北=12時、東=3時、南=6時、西=9時(前回のブログ#09参照)
#26、休憩所の壁面の展示
休憩所の壁面には、堀切菖蒲園関連の浮世絵や写真が展示してありました。
#27、展示浮世絵「堀切菖蒲花盛図」
三代歌川豊国の作品。
#28、展示写真
堀切菖蒲園の宣伝のちらしと思われる。
#29、展示浮世絵「東京名所花競」
安達吟光の作品。
写真下部の白の三角形の他各種形状のものは、ガラスケースの反射によるもの。
#30、展示浮世絵「美人堀切の遊覧」
楊斎延一の作品です。
昔も、今も、永続的に園内遊覧がが行なわれているということです(美人が、必ずしもいるとは限りませんが・・・)。
(絵の右側三分の一は、ガラスの反射で不鮮明のため割愛。割愛した部分は、着物の女性がしゃがんで、菖蒲を鑑賞している姿が描かれています。)
#31、展示浮世絵「名所江戸百景の内・堀切の花菖蒲」
歌川廣重の作品です。
実は、今回の来園目的の一つに、「この絵と同じアングルの写真を撮る」というのがあります。入園してから、今まで、この絵と同じアングルの写真は撮れていません。休憩後、残りの圃場でこのアングルに挑戦します・・・
#32、園内風景(休憩所脇の池から北方向)
睡蓮池という池です。この一角は、白い花の菖蒲で揃えてあります。
#33、園内風景(1時半辺りから南西方向)
この池は、杜若(かきつばた)という名の池です。
#34、廣重の絵を模して撮影
かろうじて廣重の絵と似たアングルの写真が取れました。しかし、背景は似ても似つかないものでした(>_<)
時代が違うので、背景は大きく異なります。花の姿は、約160年経っても変わらない・・・
感慨深いです(^O^)/
#35、宇宙という品種の菖蒲(1時辺り)
雄大なスケールの品種名を持つ菖蒲。思わず、レンズを向けました。
#36、園内風景(12時半あたりから南方向)
菖蒲園内を、反時計回りに、ほぼ、4分の3周し、園内の撮影も最終コーナーです。
#37、静観亭と菖蒲園の説明板(12時半辺りから西方向)
#38、堀切菖蒲園の説明板
説明板の超要約・・・この地での、菖蒲園の発祥は、定かではありませんが、室町時代にはそれらしき記録が残っています。
江戸末期に、堀切に、小高園(注)という菖蒲園が開園し、さらに明治期に堀切園が開園し現在にいたっています。
※詳細は、この画像をクリック・拡大してご覧ください