三浦友理枝さん&東京六人組佐倉公演コンサート・レポ(2019年7月28日14時~) [演奏会]
取材:2019/7/28
アップ:2019/8/6
佐倉市民音楽ホールから定期的に来る案内のハガキで、東京六人組さんが佐倉で公演するのを知り、早速チケットを購入しました。
#01、東京六人組佐倉公演のちらし
※チラシの東京六人組の写真(右下)は、ちらしのオリジナル写真でなく、別の写真のはめ込み合成です。(チラシの写真そのものではモアレ縞模様が強く出たため)
#02、佐倉市民音楽ホールからの案内のハガキ(2019年2月&4月)
東京六人組が「三浦友理枝×東京六人組」と表記されていましたが、東京六人組の表記法をかえたのかな~という程度の認識で見ていました。良く良く見たら、前半が三浦さんのソロ演奏、後半が東京六人組のアンサンブル演奏であることがわかりました。
#03、佐倉市民音楽ホール正面広場(開場4分前)
前日の天気予報では熱帯低気圧の通過で、曇り~雨の予報でしたが、当日は晴れて暑くなりました(気温約30℃)。
#04、佐倉市民音楽ホール開場直後(13時34分)
客層は高齢者が中心で、男女比はほぼ1対1?と思われました。
#05、佐倉市民音楽ホール開演10分前(13時50分)
座席は、ほぼ満席、でした。三浦さんが、ここ数年来毎年公演しており(注)、佐倉での知名度が高いためと思われました。
(注:昨年はホール改修工事のため三浦さんの公演は無し)
#06、プログラム第一部、三浦友理枝さんピアノ・リサイタル(プログラム)
#07、三浦友理枝さん(当日の終演後の記念撮影の写真より)
❖第1曲目(ノクターン第8番)演奏後の三浦さんのトーク
皆様こんにちは♪~
台風直撃との予報でしたが、それて良かったです。ここでの演奏は2年ぶりで、今年も演奏を要請されたので、いつも一緒に演奏している、東京六人組の演奏を提案したところ快諾頂き、二部で演奏致します。
次に演奏する曲は、題名のとおり、二つの曲が合体している曲で、元々はピアノとオーケストラのための曲ですが、近年は、ピアノ・ソロで演奏されることが多いです。大ポロネーズは、ショパンが若いときの作品でみずみずしく華やかな作品です。
❖第2曲目ショパン/アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調Op.22の演奏(感想)
真摯でしかも熱情ある演奏でした。盛大な拍手で三浦さんを讃えました。
❖アンコール曲の演奏
三浦さん「ありがとうございました。今の演奏で、息があがっています。若いときは、わ~~楽しいという感覚で弾けましたが、現在は、また一寸違う感覚で弾いています。
アンコールとして「プーランクの即興曲エディット・ビアフを讃えて」を演奏します。
#08、(ご参考)YouTubeより、三浦さんの演奏のお姿
◇演奏者:三浦友理枝、川久保賜紀 、遠藤真理
◇演奏曲:亡き王女のためのパヴァーヌ
URL=https://www.youtube.com/watch?v=Az5jPUow0Wc
※亡き王女のためのパヴァーヌは第2部の東京六人組の演奏、第3曲目で演奏されました。
#09、第2部東京六人組の演奏プログラム
演奏曲は、2015年に発売した1枚目のCDからの曲で構成されていました。
#10、東京六人組の演奏中の画像(You Tubeより)
東京六人組は、木管五重奏にピアノが加わった編成です。
※写真は2017年11月6日ハクジュホールでの演奏YouTubeより(https://www.youtube.com/watch?v=yFgIBqm80_Y)
❖1曲目は、プーランク/六重奏曲より第1楽章
軽快でスリリングな曲調で始まり、途中不思議な雰囲気のメロディが流れ、終盤再びアップテンポで見事な全楽器の競演と言った感じで終わります。
きたろうは、木管五重奏の演奏は、結構良く聴きに行っています。仮に木管五重奏の響きを林にたとえると、東京六人組は森の響きという感じです。
ピアノが加わると音の厚みがこうも違うのか!
§1曲目演奏の後、自己紹介&楽器紹介が行われました。
(以下、トーク内容とプロフィールをないまぜにして紹介致します)
#11、上野由恵(よしえ)さん(フルート)
(写真はきたろうオリジナル=終演後の記念写真より切り抜いたものです。)
<楽器紹介>フルートの楽器紹介で結構詳しい説明がありました。
駄洒落が得意とのこと。(意外でした)
<プロフィール>
東京藝術大学修士課程終了
第76回日本音楽コンクール第1位
第2回東京音楽コンクール第1位
アメリカ、フランスでの活動を経て、2018年夏に帰国。
#12、荒絵理子さん(オーボエ)
(写真はきたろうのオリジナル写真です。以下の#13~#15も同様です)
<自己紹介>演奏者のなかで、唯一千葉県出身者です。この会場は、オーボエを吹き始めてすぐの頃、宮本文昭さんの演奏を聴いたという思い出があります。
楽器紹介では、一般的説明に加え、リードは自分で作らなくてはならず、これに、時間が取られるということが紹介されました。
<プロフィール>
東京音楽大学卒業
第73回日本音楽コンクール第1位
2009年4月より東京交響楽団主席オーボエ奏者
#13、福士マリ子さん(ファゴット)
<楽器紹介>管楽器の中で一番低音を担当する楽器です。
<プロフィール>
東京藝術大学卒業
第27回日本管打楽器コンクールファゴット部門第1位
現在東京交響楽団主席ファゴット奏者
#14、金子平(たいら)さん(クラリネット)
彼の番になって、いきなり「ガーシュインのラプソディ・イン・ブルー」の冒頭部の演奏がありました。
そのあと「話が苦手なもので、演奏を以って自己紹介と致します」との説明がありました。
<楽器紹介>「リードはオーボエが二枚でクラネットは一枚です。その他はオーボエとほぼ同じです」という簡潔なものでした。
<プロフィール>
東京藝術大学を経て、独リューベック国立音楽大学で学び卒業
日本音楽コンクール1位
2009年から2012年までリューベック歌劇場管弦楽団でクラリネット奏者を務めた。
現在読売日本交響楽団主席クラリネット奏者
#15、福川伸陽(のぶあき)さん
<楽器紹介>結構詳しい説明がありました。最後、「ホルンは、音が後ろに出るので、ホルン奏者は後ろ向きと評されることもありますが、ホルンの音はステージ奥の反響板に音をぶつけて聞かす、奥ゆかしい人間であると自負しております」という落ちがついていました。
<プロフィール>
武蔵野音楽大学中退後にスイスへ渡り、ブルーノ・シュナイダー、トーマス・ミュラー、ミヒャエル・ヘルツェン、ヘルマン・バウマンらの薫陶を受ける。
第77回日本音楽コンクール第1位
NHK交響楽団主席ホルン奏者
●この後3曲演奏がありました。
❖2曲目:デュカス(浦壁信二編曲)/魔法使いの弟子
❖3曲目:ラヴェル(磯部周平編曲)/亡き王女のためのパヴアーヌ
❖4曲目:ラヴェル(川島素晴編曲)/ボレロ
※これらの曲は、東京六人組の第1枚目に収録されている曲で、各々東京六人組のために編曲されたものです。
各曲のProgram Note的なもの及び聴いた感想は省略します。
●プログラム最後の曲演奏後、拍手なりやまずアンコールが演奏されるときに、三浦さんに一寸したハプニングがあり、その時に、上野さんが駄洒落が得意?であることが判明しました。
❖アンコール曲は「フランセ:恋人たちのたそがれより第3楽章」でした。
会場から、暖かい大きな拍手が送られ、16時ちょっと前に終演しました。
#16、サイン会(荒さんのサイン)
東京六人組さんのCDは一通り持っているので、既に購入したCDを持参し、(二度目の)サインを頂きました(左上は2018年に、下のサインが今回いただいたもの)
#17、福士さんのサイン
東京六人組の1枚目のアルバムを購入したとき福士さんのサインのみ、もらいそびれていたので、今回改めて頂きました。
#18、三浦さんのサイン
既購入のCDを持参しサインを頂きました。このCDにたまたま本日演奏された「華麗なる大ポロネーズ」が収録されていて、とても良い記念になりました。
#19、東京六人組さんの記念撮影1
サイン会終了後、記念撮影に応じて頂きました。
前列左より、上野由恵(よしえ)さん、荒絵理子さん、福士マリ子さん、三浦友理枝さん、後列左より、金子平(たいら)さん、福川伸陽(のぶあき)さん
#20、東京六人組さんの記念撮影2
きたろうは、二枚目でポーズ(ピース)を要求しました。荒さんがピースで応えてくれました。
#21、アンコール曲の掲示
三浦友理枝さん、東京六人組さんのパーフクトな演奏と、サイン会、記念撮影と120パーセント楽しませて頂き、会場を後にしました。
END
アップ:2019/8/6
佐倉市民音楽ホールから定期的に来る案内のハガキで、東京六人組さんが佐倉で公演するのを知り、早速チケットを購入しました。
#01、東京六人組佐倉公演のちらし
※チラシの東京六人組の写真(右下)は、ちらしのオリジナル写真でなく、別の写真のはめ込み合成です。(チラシの写真そのものではモアレ縞模様が強く出たため)
#02、佐倉市民音楽ホールからの案内のハガキ(2019年2月&4月)
東京六人組が「三浦友理枝×東京六人組」と表記されていましたが、東京六人組の表記法をかえたのかな~という程度の認識で見ていました。良く良く見たら、前半が三浦さんのソロ演奏、後半が東京六人組のアンサンブル演奏であることがわかりました。
#03、佐倉市民音楽ホール正面広場(開場4分前)
前日の天気予報では熱帯低気圧の通過で、曇り~雨の予報でしたが、当日は晴れて暑くなりました(気温約30℃)。
#04、佐倉市民音楽ホール開場直後(13時34分)
客層は高齢者が中心で、男女比はほぼ1対1?と思われました。
#05、佐倉市民音楽ホール開演10分前(13時50分)
座席は、ほぼ満席、でした。三浦さんが、ここ数年来毎年公演しており(注)、佐倉での知名度が高いためと思われました。
(注:昨年はホール改修工事のため三浦さんの公演は無し)
#06、プログラム第一部、三浦友理枝さんピアノ・リサイタル(プログラム)
#07、三浦友理枝さん(当日の終演後の記念撮影の写真より)
❖第1曲目(ノクターン第8番)演奏後の三浦さんのトーク
皆様こんにちは♪~
台風直撃との予報でしたが、それて良かったです。ここでの演奏は2年ぶりで、今年も演奏を要請されたので、いつも一緒に演奏している、東京六人組の演奏を提案したところ快諾頂き、二部で演奏致します。
次に演奏する曲は、題名のとおり、二つの曲が合体している曲で、元々はピアノとオーケストラのための曲ですが、近年は、ピアノ・ソロで演奏されることが多いです。大ポロネーズは、ショパンが若いときの作品でみずみずしく華やかな作品です。
❖第2曲目ショパン/アンダンテ・スピアナートと華麗なる大ポロネーズ 変ホ長調Op.22の演奏(感想)
真摯でしかも熱情ある演奏でした。盛大な拍手で三浦さんを讃えました。
❖アンコール曲の演奏
三浦さん「ありがとうございました。今の演奏で、息があがっています。若いときは、わ~~楽しいという感覚で弾けましたが、現在は、また一寸違う感覚で弾いています。
アンコールとして「プーランクの即興曲エディット・ビアフを讃えて」を演奏します。
#08、(ご参考)YouTubeより、三浦さんの演奏のお姿
◇演奏者:三浦友理枝、川久保賜紀 、遠藤真理
◇演奏曲:亡き王女のためのパヴァーヌ
URL=https://www.youtube.com/watch?v=Az5jPUow0Wc
※亡き王女のためのパヴァーヌは第2部の東京六人組の演奏、第3曲目で演奏されました。
#09、第2部東京六人組の演奏プログラム
演奏曲は、2015年に発売した1枚目のCDからの曲で構成されていました。
#10、東京六人組の演奏中の画像(You Tubeより)
東京六人組は、木管五重奏にピアノが加わった編成です。
※写真は2017年11月6日ハクジュホールでの演奏YouTubeより(https://www.youtube.com/watch?v=yFgIBqm80_Y)
❖1曲目は、プーランク/六重奏曲より第1楽章
軽快でスリリングな曲調で始まり、途中不思議な雰囲気のメロディが流れ、終盤再びアップテンポで見事な全楽器の競演と言った感じで終わります。
きたろうは、木管五重奏の演奏は、結構良く聴きに行っています。仮に木管五重奏の響きを林にたとえると、東京六人組は森の響きという感じです。
ピアノが加わると音の厚みがこうも違うのか!
§1曲目演奏の後、自己紹介&楽器紹介が行われました。
(以下、トーク内容とプロフィールをないまぜにして紹介致します)
#11、上野由恵(よしえ)さん(フルート)
(写真はきたろうオリジナル=終演後の記念写真より切り抜いたものです。)
<楽器紹介>フルートの楽器紹介で結構詳しい説明がありました。
駄洒落が得意とのこと。(意外でした)
<プロフィール>
東京藝術大学修士課程終了
第76回日本音楽コンクール第1位
第2回東京音楽コンクール第1位
アメリカ、フランスでの活動を経て、2018年夏に帰国。
#12、荒絵理子さん(オーボエ)
(写真はきたろうのオリジナル写真です。以下の#13~#15も同様です)
<自己紹介>演奏者のなかで、唯一千葉県出身者です。この会場は、オーボエを吹き始めてすぐの頃、宮本文昭さんの演奏を聴いたという思い出があります。
楽器紹介では、一般的説明に加え、リードは自分で作らなくてはならず、これに、時間が取られるということが紹介されました。
<プロフィール>
東京音楽大学卒業
第73回日本音楽コンクール第1位
2009年4月より東京交響楽団主席オーボエ奏者
#13、福士マリ子さん(ファゴット)
<楽器紹介>管楽器の中で一番低音を担当する楽器です。
<プロフィール>
東京藝術大学卒業
第27回日本管打楽器コンクールファゴット部門第1位
現在東京交響楽団主席ファゴット奏者
#14、金子平(たいら)さん(クラリネット)
彼の番になって、いきなり「ガーシュインのラプソディ・イン・ブルー」の冒頭部の演奏がありました。
そのあと「話が苦手なもので、演奏を以って自己紹介と致します」との説明がありました。
<楽器紹介>「リードはオーボエが二枚でクラネットは一枚です。その他はオーボエとほぼ同じです」という簡潔なものでした。
<プロフィール>
東京藝術大学を経て、独リューベック国立音楽大学で学び卒業
日本音楽コンクール1位
2009年から2012年までリューベック歌劇場管弦楽団でクラリネット奏者を務めた。
現在読売日本交響楽団主席クラリネット奏者
#15、福川伸陽(のぶあき)さん
<楽器紹介>結構詳しい説明がありました。最後、「ホルンは、音が後ろに出るので、ホルン奏者は後ろ向きと評されることもありますが、ホルンの音はステージ奥の反響板に音をぶつけて聞かす、奥ゆかしい人間であると自負しております」という落ちがついていました。
<プロフィール>
武蔵野音楽大学中退後にスイスへ渡り、ブルーノ・シュナイダー、トーマス・ミュラー、ミヒャエル・ヘルツェン、ヘルマン・バウマンらの薫陶を受ける。
第77回日本音楽コンクール第1位
NHK交響楽団主席ホルン奏者
●この後3曲演奏がありました。
❖2曲目:デュカス(浦壁信二編曲)/魔法使いの弟子
❖3曲目:ラヴェル(磯部周平編曲)/亡き王女のためのパヴアーヌ
❖4曲目:ラヴェル(川島素晴編曲)/ボレロ
※これらの曲は、東京六人組の第1枚目に収録されている曲で、各々東京六人組のために編曲されたものです。
各曲のProgram Note的なもの及び聴いた感想は省略します。
●プログラム最後の曲演奏後、拍手なりやまずアンコールが演奏されるときに、三浦さんに一寸したハプニングがあり、その時に、上野さんが駄洒落が得意?であることが判明しました。
❖アンコール曲は「フランセ:恋人たちのたそがれより第3楽章」でした。
会場から、暖かい大きな拍手が送られ、16時ちょっと前に終演しました。
#16、サイン会(荒さんのサイン)
東京六人組さんのCDは一通り持っているので、既に購入したCDを持参し、(二度目の)サインを頂きました(左上は2018年に、下のサインが今回いただいたもの)
#17、福士さんのサイン
東京六人組の1枚目のアルバムを購入したとき福士さんのサインのみ、もらいそびれていたので、今回改めて頂きました。
#18、三浦さんのサイン
既購入のCDを持参しサインを頂きました。このCDにたまたま本日演奏された「華麗なる大ポロネーズ」が収録されていて、とても良い記念になりました。
#19、東京六人組さんの記念撮影1
サイン会終了後、記念撮影に応じて頂きました。
前列左より、上野由恵(よしえ)さん、荒絵理子さん、福士マリ子さん、三浦友理枝さん、後列左より、金子平(たいら)さん、福川伸陽(のぶあき)さん
#20、東京六人組さんの記念撮影2
きたろうは、二枚目でポーズ(ピース)を要求しました。荒さんがピースで応えてくれました。
#21、アンコール曲の掲示
三浦友理枝さん、東京六人組さんのパーフクトな演奏と、サイン会、記念撮影と120パーセント楽しませて頂き、会場を後にしました。
END