イトカワから持ち帰った微粒子の展示・国立科学博物館 [ニュース]

2013/7/17(水)取材
2013/7/18(木)アップ

朝(17日)、ネットで次のニュース記事をみつけ、さっそく行って来ました。

「東京・上野の国立科学博物館は、小惑星探査機「はやぶさ」が小惑星「イトカワ」から持ち帰った微粒子を、7月17日より展示する。JAXAの協力を得て、「はやぶさ」と同等の大きさに作られたレプリカと共に常設展示する予定。」

#01、国立科学博物館
#01G4702国立科学博物館.jpg
入口は、右側のゲートです。画面左のスロープを上がった正面玄関は、閉鎖されています。

#02、地球型モニュメント
#02G4706最初にお出迎えのモニュメント.jpg
入口入って、正面にあるモニュメント。地球の内側には、フクロウの像がある。


#03、「微粒子」を見るための行列
#03G4733観察待ちの行列.jpg
平日ですが、公開初日のため、そこそこ行列ができていました。尚、常設館に展示してあるので、特別入場料は不要です。

#04、微粒子展示・観察コーナー
#04G4708観察コーナー.jpg
展示されている、はやぶさが持ち帰った微粒子は、長径約0.05mmと大変小さいので顕微鏡で観察します。(画面赤丸のところが顕微鏡)

#05、観察残時間表示のモニター
#05G4711観察残時間表示.jpg
混雑を予想して、一人あたりの観察時間は、1分と決められています。観察の残時間がモニターに表示されます。

#06、観察風景
#06G4728観察風景B.jpg
 顕微鏡の調整法がわからないまま覗いたので、実体顕微鏡の特徴の両眼視は出来ませんでした。微粒子は、カンラン石の単結晶ということで、ガラスのようにキラキラしていました。
 顕微鏡のピントも良く合っていないようなので、画像的には満足いくものではありませんでしたが、持ち帰ったホンモノの微粒子を見ているということで、興奮しました。

#07、説明パネルの一部(持ち帰った微粒子の研究で分かったこと)
#07G4719微粒子の研究でわかったことパネル.jpg
持ち帰った微粒子を、よくよく観察したところ、小惑星のイトカワは、惑星が一旦バラバラになった後、その一部の破片が再び集まって出来た集合体(ラブルパイル)であることが分かったそうです。

#08、はやぶさ実物大の模型
#08G4714はやぶさ模型.jpg
映画「はやぶさ 遥かなる帰還」の撮影のために作られた、実物大の模型です。
冒頭の、ニュース記事の「レプリカ」というのが、これです。

#09、SLもありました。(入り口付近)
#09G4707SLもあります.jpg
国立科学博物館には膨大な展示物があり、全部見るのには、十数日はかかるのではと思われました。今日は時間が無かったので、微粒子の展示の他は360°全方位に映像が映るシアターのみ見学しました。この、360°の映像も上映時間10分ですが、見ごたえがあり、堪能しました。

備考:
●国立科学博物館:東京都台東区上野公園7-20
 微粒子は、地球館(常設館)の2Fに展示してあります。

※館内は、”個人使用に限り”撮影が可能です。
 (ブログ掲載が可能かどうかまでは確認しなかったが・・・)
END
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