さだまさし市川市ゆかりの地の探索Ⅱ(寺川邸(中))ちゃんぽん 食べたかっ!ネタバレ少しあり!! [きたろう散歩]

本記事には、肝心なところに、重大な誤認があり、この記事を『没』とさせて頂きます。 『さだまさし市川市ゆかりの地の探索Ⅱ(寺川邸(中))』は、全面的に、内容を書き換えて、再アップ致します。  2020年10月23日記
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原作本「ちゃんぽん食べたかっ!」では、寺川邸の説明でさらに「敷地内には豊田通商の社宅などに使っている二軒のアパートが建っており、裏通りに面した駐車場もあった。立派な母屋の廊下とL字型に繋がったこの立派な「離れ」には横に六畳、八畳、十畳と三つの部屋が並んでいた。」と記述されていました。
この記述と1966年の住宅地図及び1999年の電子地図から総合的に判断して、寺川家敷地内の建物等の詳細を図#09、#10の様に推定しました。

#09、寺川家敷地内建物の解析①
#09寺川家敷地内建物の解析①.jpg


#10、寺川家敷地内建物の解析②
#10B寺川家敷地内建物の解析②.jpg
※備考1、寺川家敷地境界の確定
寺川家の敷地は1,000坪ほどあるということと、敷地内には、アパートが2棟建っていることから、図#09の赤線で囲んだ土地のみが寺川家の敷地ではなく、もっと広い土地であることがわかります。
敷地が1,000坪ほどあったということで仮に1,000坪の土地が正方形の土地だったとすると、その一辺は57.4mとなります。このことから推定すると#10の地図で道路(緑の線)で囲まれた、土地が丁度1,000坪相当なので、この緑の線で囲まれた土地が寺川家の土地と確定しました。(従って、左上の家屋と右下の家屋、計6家屋は、(原作本には書いてないが)寺川家の借家と推定しました。)

次に、寺川邸の母屋と離れの特定をしました。 図#10で、普通に考えれば、右下の大きい建物が母屋、左上の建物が離れということになります。原作本「ちゃんぽん食べたかっ!」には「この立派な「離れ」には横に六畳、八畳、十畳と三つの部屋が並んでいた。」と書かれています。そこで、左上の建物が離れという前提でこれが妥当であるかどうか検証しました。 まず、電子地図上で、この建物の寸法を算出しました。

#11、寺川邸の離れと思われる建物の寸法の算出
#11寺川邸離れの特定①.jpg

地図上の縮尺スケールを用い比例計算の結果、建物の寸法は、横 5.1m(南側の一辺)×縦 11.3mと算出されました。 次に原作本の「この立派な「離れ」には横に六畳、八畳、十畳と三つの部屋が並んでいた。」という記述に従って、上記で割りだした、建物の寸法を考慮しつつ、離れの間取りを、大胆にも作成しました。この作業は、全く想像をたくましくしての作業です。その結果、#12の間取り図が出来ました。
#12、寺川邸離れの間取りの推定
#12寺川邸離れの特定②.jpg

また、建物の寸法は、横5.1m(南側の一辺)×縦11・8mと驚くべき近い数字になりました。これで、左上の建物が離れで、右下の建物が母屋であることが確定できました。 次に、この寺川家の敷地は、外環自動車道の用地として買い取られ工事されたわけですが、現在どうなっているかという問題がありますが、それは次回で説明致します。 <続く>
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夏炉冬扇

1000坪こえですか。
大豪邸だったんですね。
by 夏炉冬扇 (2020-09-05 18:30) 

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