広重の名所江戸百景の復刻版画・展示会のご案内(終了しました)(簡単な訪問記あります) [広重]

 高島屋新宿店で行われていた表記の復刻版画の展示は11日で終了しました。この展示会は、東京都指定伝統工芸品41品目とその他の伝統工芸品4品目の展示即売会の一環として展示されるものです。東京都指定の伝統工芸品とは、江戸切子、江戸衣装着人形や江戸甲冑などで、これらの伝統工芸品の普及と発展を図るため『第54回東京都伝統工芸品展』行うとのことです。展示即売会は、同店の11階 催会場で行われています。
 ここで、展示されている版画は、「江戸東京博物館」の所蔵版を元に、平成10年から、足かけ7年の歳月をかけて完全復刻した版画だそうです。今回、新しい企画として江戸木版画「名所江戸百景」と東京の現在の風景の写真を対比したものを展示しています。
 この企画は、きたろうがこのブログ上で展開しているテーマと全く同じで、現代の風景の写真をどんな風に撮影しているか、興味深々です。
また、これに連動した企画展示を2階ウェルカムゾーンでも実施しているとのことです。(会期は1月11日(火)迄)
『第54回東京都伝統工芸品展』
#東京都伝統工芸品.jpg
会期
 
平成23年1月6日(木曜)から1月11日(火曜)まで(6日間)午前10時から午後8時まで
(ただし8日(土曜)は午後8時30分まで。最終日11日(火曜)は午後6時まで)
会場
 
高島屋新宿店11階催会場(入場無料)(2階ウェルカムゾーンでも企画展示を実施)
東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-2
主催
 
東京都・財団法人東京都中小企業振興公社
※1月10日(成人の日に訪問しました。
訪問記録は<<続きを読む>>をご覧ください。
午後3時ごろ訪問しました。祝日で、高島屋新宿店は混んでいました。展示会は、中高年者中心で盛況でした。伝統木版画のコーナーに、お目当ての、復刻名所江戸百景が、14列×3段・・・42枚展示されていました。価格は1枚10,500円でした。本物は1枚数十万円するのから比べれば格安ですが、拙宅に飾るような場所がなく、購入は断念しました。名所絵図の現在の写真は縦20数cm横10数cmの小さな写真でした。撮影に訪れた、馴染みの場所が撮影されていましたが、全く見当のつかない場所が撮影されているのもありました。また、刷り師の鉄井裕和さんが刷りの実演を行っていました。(赤富士を刷っていた)ここでは、数枚しか刷っていませんでしたが、仕事で刷る場合は50枚単位で刷るそうです。驚いたことは、顔料は少ししか付けないのに、色が濃く刷れることでした。また、刷った直後のものを、あて紙などせずに、直接、重ねて積んでいました。刷った直後に、完全に顔料が和紙にしみ込んで、表面が乾いた状態になるからだそうです。   END                                                                               
東京都伝統工芸品展示会詳細参照先
都庁のウェブサイト

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